2000年5月18日(木) 名古屋市民会館大ホール
待ちに待ったウルフルズ、名古屋公演の日がやってきました。2月にこのツアーが始まってからはや3ヶ月。ツアー後半の日程に組まれていたため、この日がどれだけ待ち遠しかったことか・・・。(なんて言いつつ、私は初日とか3月行ってたんですけどね) 開演5分前になんとか市民会館に着きました。今回の会場は少し古くてこじんまりしているけど4階席まであり、「うわ〜、すごい〜」と見上げながら思いました。24列目と相変わらず名古屋でのチケット運はよくないけれど今回はあまり気になりませんでした。開演時間を10分すぎたころ、いつものSEが流れだし、客電が落ちました。いよいよ爆旅名古屋編スタート!
ヤングソウルダイナマイト メゲメゲ2000 … MC 1 … バンザイ 〜好きでよかった〜 … MC 2 … 借金大王 ワルツ! 夢 … メンバー紹介 … かわいい人 ユーレイ ガッツだぜ!! ・・・・・・・・・・ A・A・P‐FUNK 〜DO-YA、みんな〜 大阪ストラット … MC 3 … 心 ホンキーマン … MC 4 … それが答えだ! AAPのテーマ … MC 5 … 小・中・高・大 〜トロフィーをかかげよう〜 ===アンコール=== あそぼう いい女 |
ヤングソウルダイナマイトの前奏とともにライトがつき、ステージ上のメンバーの姿が目に飛び込んできました。が、真っ先に目を奪われてしまったのはミッキーの髪の毛の色でした。すごく鮮やかなオレンジ色で、スーツがこれまた鮮やかな緑色、中のTシャツは多分ウルフルズ−HIGH STANDARDのダブルネームTシャツ Ver.2でこれまたオレンジ。きっと明石家さんまなら「こんだけオレンジが似合うのはアンタと愛媛みかんぐらいや」と言うはず。いや、言わないか。トータスさん&ケーヤンの衣装は前半と変わらず、サンコンは(つなぎじゃないけど)「袖なしポリシックス?」と一瞬思ってしまったオレンジの衣装、チロリンは意外に地味目な銀&青のむら染めっぽいシャツ、黒に銀のチェックのパンツだったように思います。
メゲメゲ2000が終わり、「たくさん来てくれてありがとう」とトータスさんのご挨拶が入り、バンザイになりました。私のこれまでのイメージでは名古屋のお客さんたちは全体的にあっさりしているという感じで、時々空気の読めないおばかちゃんがタイミングを無視してメンバーの名前を叫んだりと、あまりいいイメージがなかったのですが、この日のライブは違いました。みんなとても熱くて、一体感が感じられました。拍手の音とか、声援がとても大きく聞こえて「これはこのホールの作りがいいのかなあ」と思いました。MC2のときトータスさんも「この会場は初めてやるんやけど、なんか古くていいわ。今までにここでやった人とかお客さんたちのエネルギーが染みついてる感じで」というようなことを言っていました。続いての借金大王のブレイクのところでは「(この曲とは反対に)名古屋は日本で一番貯蓄高が多いらしいなあ」「この会場でライブをやるのは初めてってさっきも言ったけど、この曲は何故か2回目です。・・・ま、詳しいことは後でな」と曲に戻りました。ワルツの導入部分の手拍子もしっかり盛り上がってとても気持ちよかったです。曲が始まって即、ジャンプしつづけていたんですけど途中ふくらはぎがピクピクッとなって「うわ、ヤバ。ミッシェルの後遺症が、、、。」とドキドキしてしまいました。が、なんとか足も持ちこたえて1曲跳びつづけることが出来ました。ほっ。
続く夢ではトータスさんの熱唱する姿に涙が出そうになってしまいました。声だけでなく全身で歌うボーカリスト、トータス松本のラブソング・・・。
メンバー紹介では「中日最近調子いいですねえ。阪神は4連敗しました・・・。」と羨ましそうなケイスケさん。「今日は昼ご飯を食べに行った時、茶柱が立ったぞー!だから髪の毛も立てましたー!」とものすごい声量で叫んでいたサンコン。「何で今日はそんなに声でかいんや!何言ってんのかようわからんかったわ。」とトータスさんに言われていました。そして「昨日はすごく変な夢を見ました。パン一でライブやってる夢です」とチロリン。「今日は昼にひつまぶしを食って、さっき味噌煮込みを食いました」と名古屋パワーフル充電のミッキー。そしてトータスさんは借金大王のブレイクのときにちらっと話していた「借金大王歌うのは2回目の謎」の話をしました。それは前日の市民会館でのこと。奥田民生氏のコンサートのアンコールで腰にタオルを巻いたウルフルズが登場し、パンツ一丁で「借金大王」を歌ったということでした。「遊びに行きますよ」と気軽に返事したはずがいつのまにか「出る」ことになっていて焦ったそうな。観たかったな〜〜〜!
そして久々のかわいいひと。この曲は私がネットを本格的にはじめた時期と重なっていてすごく思い出深い曲です。ユーレイはツアーの初めのほうで聴いた時は心の傷に触れるような気がしたけど、この日聴いたときには優しい曲にきこえました。前奏で客席から手拍子が起こったせいかもしれません。そして、ガッツだぜ!!やっぱり、いい曲だなあと思います。日本全国老若男女に愛されている曲。(^_^)
AAP-FUNKではチロリンが天むすをふるまい、ミッキーは「もっと太りたい」「オレンジ」と書いた紙をかかげ、サンコンはこれまたバカでかい声で叫び、ケーヤンは「こんにちハー!」と客席をあおりまくっていました。そして衣装チェンジして出てきたトータスさんの格好を見て「ネイティブアメリカンの衣装がこれだけ似合う人ってなかなかいないよなぁ、、、。」と見惚れてしまいました。大阪ストラットではいつも「ナ!ゴヤ!ストラット!」のサビが「これ語呂悪いよなぁ、、、」と苦笑いしてしまうんですけど、食べ物はいろいろあって歌いやすいです。今回もみそかつから始まり、「日本中の手羽が名古屋に集まってる。きっと名古屋の人は手の病気で死ぬに違いない(笑)」な手羽先、「意外とウマイ。コーヒーに合う」小倉トースト、「オレの大好きな」天むす、「これまた大好きな」味噌煮込み、シャチホコ、「星野監督熱くなりすぎ」ドラゴンズなどなど名古屋名物オンバレードでした。このコールアンドレスポンスの時、「味噌かつ好きな人ー!」とか客席に聞いていて、大多数の人が手を挙げるのを見て「やっぱりみんな好きなんやなぁ〜」と感心していたトータスさん。でも天むすの時には客席に「好きな人ー!」と聞きながらトータスさん本人が胸をはって「オレ!オレ!」って手を挙げていたのがとても微笑ましかったです。
そして心、ホンキーマン。ホンキーマンの時にタイスケ堂のHPで見たホンキーマンのかぶりものが登場したのには驚かされました。願わくば体も再現して欲しかったな〜。(笑)
MC5では「普段、でらむかつくことや、でらいいこと、いっぱいあるけど」とトータスさんが無理やり名古屋弁を使い「オレの大好きな曲、みんな一緒に歌ってくれ!」と始まったそれが答えだ!では、間奏でファンの子が一人ステージに上げられてトータスさんと一緒に踊っていました。う〜ん、ジェラシィ〜。そしてこれまた久々で嬉しかったAAPのテーマ!本編最後は小・中・高・大〜トロフィーをかかげよう〜でした。いいかげん、なんとなく、めんどくさい、そんな言葉を使う小中高大諸君に是非この曲をおくりたい。自分の好きなこと、今やるべきことを精一杯、がむしゃらに、ただひたすらに突き進んで欲しいと思う。モチロン自分にも「もっとがんばれ!」って思う。
アンコールでは、ちょうど客席のアンコールの声が一番揃って、大きくなった時にメンバーが再登場しました。
アンコール1曲目は浜松と同じであそぼうでした。そして曲が終わると8月のイベントの告知と、物販の宣伝があり、ラストはいい女で終わりました。
ホント、楽しいライブでした。私個人的には今回5回行った中で一番よかったです。それがまた(一応)地元のライブだった、ということがすごく嬉しかったです。最近いろいろタイプの違うライブにも行っているけどウルフルズはやっぱり大好きだ、と思いました。
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