1999年度 中央大学白門祭
松本ハウス&ふうりんかざん 爆笑ライブ

1999.11.03(Wed)

今年の松本ハウス学祭巡り第三弾、そして最終回。
「祝日」「ふうりんかざんと一緒」という二つに引き寄せられこんなに遠くまで来てしまいました。あー、楽しい。(ヤケ) 友人宅から電車に乗ること1時間以上、さらにバスに乗り10分。ようやく着きました、中央大。校門を入るなりチラシの山。かなり活気のある大学みたいだ。敷地にもすごく余裕があって起伏に富んでいる。先ほど受け取ったチラシの中から公式パンフ(立派でカッコいい)を開き会場を確認する。当日ひきかえの券を受け取り、少し離れたところの階段に座っているといろんなサークルの人が物を売りに来た。最初はうっとおしいなぁと思ったけど「いや、この状況は楽しまなきゃ損か?」と思い直した。とりあえずその内の一組からドーナツを買って食べた。昔、調理実習で作ったような素朴な味が何とも美味しく感じた。開場時間までまだ1時間ほどあったので「ちょっとなんか見てこようか」ということになりブラブラし始めた。そのあいだに私&友人が買ったもの、まずはビール(笑)、それから焼き鳥、焼きうどん、それからタコスにチョコバナナ。あー、満喫。
とりあえず満足したので会場付近に戻った。会場のクレセントホール前のステージでは筋肉少女帯の「釈迦」を演奏している子達がいて「うわぁ〜、久しぶりに聴いたぁ〜」と思っちゃいました。それはさておき。
知り合いにも無事に遭遇でき、整理番号順に並びました。時間になり入場したんだけど、後ろから人がどんどん走って抜かしていくのを見て「おおー・・・。みなさん燃えていらっしゃる・・・」と思いました。


会場のドアを入るとその広さに驚きました。クレセントホールの名の通り会場は半円型で、客席がすり鉢状になっていました。角度にすると120度ぐらいの扇型、って感じかな??中央のブロックの左端3列目に腰を落ち着けました。ふと見るとすぐ横の通路に階段の手すりのような仕切りがあってどうやらホールを真ん中のブロックだけに壁で仕切れるらしいということがわかりました。仕切ったほうが狭っくるしくていいのに。(笑)
だんだん会場も埋まって来ていました。だだっ広いのでさすがに超満員とはいきませんがなかなかの動員。早くみたいな〜〜とドキドキしているとようやく開演時間になりました。


まずはふうりんかざんの登場でした。
寺田さんはよく見るNYRって書いてあるホッケー(?)シャツに半パンでした。コカコーラロゴの靴下がなんとなく寺田さんらしい。為ちゃんはいつもの紫のランニング&UFOスパッツだったけど冬仕様でその下に半袖Tシャツ着用でした。風邪気味なのかなんとなく声がこもっていたような気がしました。
まずはつかみのTFPネタから入り、オヤジ(=寺田さん?)狩り。為ちゃんが「オヤジ狩りからオヤジ狩りまで」というと「それじゃ範囲狭すぎだよ!せめてオヤジ狩りから潮干狩りまで・・・(会場静まり返る)」とさっそくの寺ギャクが放たれました。(笑)
そしてふうりん単独の中でも出て来たけど「カリスマ美容師」の話。その時に寺田さんが「技術」って言おうとして「ぎじゅちゅ」と言ってしまい会場から笑いが起きていました。すると為ちゃんが「お客さん、どんどん突っ込んで下さいよー!おれたちボケ(為)と大ボケ(寺)なんですから!アルツハイマー」と会場を煽動していました。寺田さんは「アルツハイマーって・・。レーガンじゃないんだから」と答え「そのたとえも古いよー」と為ちゃんにつっこまれていました。
寺田さんをけなしまくり二人の対決の場面で寺田さんが上着を脱ぎ、ポージングしていると為ちゃんから「結構ぷよぷよ(ぶよぶよ?)です」のツッコミが。為ちゃんの座禅走り、バック転(?)には会場がどよめいていました。
そして為ちゃんが客席に降りていってお客さんを一人ステージに連れてきました。茶髪で一見イマドキっぽい雰囲気の中央大学商学部のAくん(仮名)。しかしステージに連れて行かれるまでの間にも「僕何もできないですよ〜〜」とかなり弱腰。ステージにあがってからも「ホントに何もできないですよぅ〜。はずかしぃ〜〜・・」とどんどん後ろに下がっていっていてすごく面白かったです。なんとなくナヨっぽい感じで寺田さんから「お前ら付き合っちゃえよ〜。」とつっこまれ、為ちゃんに「僕の彼氏です。」って言われると「やめてくださいよぉ〜。」と為ちゃんのカラダをぽんっと叩くAくん。(笑) ハマリすぎてます。ふうりんに挟まれて自己紹介するぞ、と言われて「寺田体育の日で〜す!」「フランキー為谷で〜す!」(※ click)とふられるとAくんは絶妙な間で「どうしよう〜」と後ずさりし、それ以降は「どうしよう君」と呼ばれていました。そのあと「貧血の踊り三連発」を伝授され、やっと解放されてました。おもしろかったよ、どうしよう君。(笑)
TFP裏話のあと、「いまさら」といいながらそれぞれの自己紹介。寺田さんは「角材でなぐられても笑顔」為谷さんは「フランキー境の笑顔」を披露しふうりんのステージは幕を閉じました。


続いて松本ハウスの登場でした。特にアナウンスとかもなく、ふと気づいたらバックステージから松ハの二人が出てきました。するとそれに気づいた客席からは「キャー」「ワ〜ッ」という歓声が沸き上がっていました。加賀谷くんはいつもの衣装、キックさんはスウェードっぽいキャメル色のジャケットとモスグリーンのベルボトムでした。
加賀谷くんが「いや〜、すごいですね〜〜、チュン」と言い放つとキックさんが「チュン、って、マージャンじゃないんだから」と突っ込んでいました。しかしすっかりチュン大で認識されてしまったようでそのあと加賀谷くんはずっと「チュン大、チュン大」と言っていました。ウルフルズのビデオクリップ集の名前が「ウルフルV中(チュン)」というタイトルだったのでワタシ的にもとても耳馴染んだ響き。(笑)
文京区の学祭でコンロが爆発した、という学祭関係ミニニュースから入り、何故か話は寺田さん話へと流れていきました。「東大卒、といっても東京経済大学、修士課程でもないのに6年通った」「ハタチで暴走族に入りあだ名はそのまま『大学』だった」「待ち合わせというと何故か新宿アルタ前に行ってしまう。たとえ渋谷ハチ公前って伝えてあっても。」「ふと見るとチャンリンシャンのしっとりタイプで顔を洗っていた」「喉が痛いと言い、間違えてバンテリンを喉にスプレーした。そのあと言った言葉は『いや〜、これ効くなぁ〜〜』だった」と数々の寺田列伝が披露されました。「僕より12歳上なんですけど今まで一度もそう思った事は、ありません!」と加賀谷くんは断言し、キックさんは「寺田さん話をこのまましてると平気で2時間ぐらい経っちゃうんでこの辺にしておきます」と寺田さんへの愛をムリヤリ押し込めて話を終わらせていました。(笑)
最前列のところには長机が柵がわりに並べてあったんだけど、客席に降りてきた加賀谷くんがそれを乗り越えようとする時、しゃがんでいたチュン大の学生の子に向かって「見ててね」と前置きしてヒラリと飛び越え、「ねっ?」と言ったのがおかしかった。(笑) そして客いじりのターゲットを探しに行ったんだけど始め狙っていきかけて「あ、おばさんか。」と言い放ちました。そしてすぐ横のホール仕切り(階段の手すりみたいな感じ)を滑り台のように「ヒャッホ〜」って言いながら滑り降りていました。(爆笑) そして再び階段を駆け上がっていって今度は駄目押しのスーパーマン滑りをしていました。笑い過ぎてお腹が痛かったです。結局さっき行きかけた人のところに上がっていきました。チュン大受験希望の女の子とそのお母さんでした。そこに辿り着いた早々「おばさんって言ってゴメンね」とお母さんに謝っていました。そして娘さんのほうとお母さんのほうの両方ともに胸のピンマイクをつきだしインタビューし、ステージに戻る時もふたたび「ヒャッホ〜〜」と滑り降りていました。
営業のお約束ネタとなっている、ミッション系の女子校の学祭話、それから加賀谷くんの衣装話(現在3着使用。以前ボキャ天の収録中に破れてしまった話)、ゲロ子供の話がありました。
そして久しぶりの「健康こどもっち」の収録の時の話。
松ハが(BSとはいえ)NHKのレギュラーとなった時には「演芸界が激震!」したらしい。(笑) 出番のオープニングはいつもウソ(「こどもっちの味方、松本ハウス〜!」という掛け声)から始まっていたが「子供、大っ嫌いなんですよ!!」と吐き捨てた加賀谷くん。収録現場では相当嫌な目にもあったらしい。子供って容赦ないからなぁ〜〜。(実感)

そして、足立区のある小学校に収録に行った時のエピソード。
加賀谷くんは小学校でイチバンしてはならない事、「大」をしてしまったんだそう。するとそれに気づいたこどもっちたちが加賀谷くんが用を足してる個室の外にわらわら集まって来て「加賀谷〜〜!出てこい〜〜」とドアを叩き出した。出るに出られない加賀谷くんはそのままじっとしていたら、しばらくすると辺りが静かになってきた。「やっと諦めたか・・・」と思いドアのほうに目をやると、ドアの隙間に並ぶ目、目、目!(笑) 「怪しい24の瞳」というキックさんの表現が余りにその光景を言い表していたので思わず絵にしてみました。→→→
さすがに出ていこうとしたら足元からはデッキブラシがガンガン突っ込まれてコケそうになり、いい加減にキレた加賀谷くんの「校舎をウンコびたしにしてやる〜〜〜!」と小学生に向かって怒鳴ったらしい。「お前のかあさんデベソ」並みの捨てぜりふ。(笑) そしてNHKの人に「NHKでウンコびたしはちょっと・・・」と言われたとか言われなかったとか。


その後はショートコントで、「若大将」「おまじない」「インフルエンザ」辻斬り」「少年A」「7人の敵」「宇宙人」「宇宙人2」「宇宙人3」「マッサージ」がありました。
オチでまるで林家パー子みたいに甲高い声でうけている子達がいて「さっきからなんか『プギー!』って声が聞こえるんですけど・・・」「今の声で狙撃隊の照準が定められましたね」と言われていました。「辻斬り」の時に膝をついた後「いや〜、いい板使ってますね〜。違法建築多いですけどこれなら大丈夫ですね。台湾とかすごかったですからね」と加賀谷くんが言うと「お前あれ見て泣いてたもんな〜、『王監督バンザイ』って。それチガウだろ〜〜」「いや、それキックさんが言ってたんじゃないすか」「言うなってば。(笑)」と、松本ハウスのブラックなやり取りが繰り広げられていました。「でも神奈川県警のほうが怖いぞ〜〜」「またなんかあったんですか?」「そうなんだよ。今度見に行こうな。見学できるんだよ。」と、久々にキックさんの野次馬根性がムクムクと沸き上がっているのを垣間見ることができました。
「7人の敵」で小人の真似をやったあと加賀谷くんがステージに正座して「今日の小人は楽しかった」と日記をしたためていたのが面白かった。この「日記」は最近のお約束なのですね。「宇宙人3」で小人をやったあとふたたびステージに正座して「2セット目はちょっと疲れた」と綴っておられました。
「マッサージ」の前に「昨日大川興業の招集がかかったんだけど集まってまずしたことは筋トレ(笑)」と言っていました。「大川興業の20世紀(11/26東京中野サンプラザ。12/3大阪厚生年金会館)」のリハーサルが始まったのかなあと思いました。楽しみだなー。


二組合わせて約1時間半のステージでした。結構長めだったのでいろんな話が聞けて楽しかったです。特に松ハによる寺田さん話は愛に溢れていたなあ。(笑)

この日のステージが私が今まで行った学祭ライブのなかで一番面白かったです。仕切りのまずさにイライラしたこともなかったし。楽しかったです〜、中央大学企画グループ3Mのみなさんに感謝っ!加賀谷くんの滑り台パフォーマンス(?)が見れたからクレセントホールのつくりにも感謝!(笑)

※ 「ふうりんの穴。」仕掛け人のおおごさんから指摘アリ。
ふうりんさんとどうしよう君のあいさつは、「寺ちゃんで〜す」「為ちゃんで〜す」だったよ。
ハハハ、すいません。記憶が松ハ寄りだったもんで。(^_^;)

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