サウンドコニファー２２９
史上最大の爆笑スーパーライブ２1998年8月9日（日） 富士急・コニファーフォレスト |
| 友人A姉妹に誘われて富士急ハイランドまで行ってきました。
「水木しげるのゲゲゲの妖怪屋敷」に入る→「グレート・ザブーン」に乗らずに陸橋の上からただ水しぶきを見る→かき氷を食べる→「トーマス・ランド」で大ハシャギしながら写真を取ったり、ランチタイム→「ウエーブ・スインガー」（ぐるぐる回るブランコ。これは大好き！）→富士急プリクラを撮る、出来上がってみると景気の悪い表情の３人・・・。というなんともヘナチョコな楽しみ方をしたのでした。 開場時間を過ぎたので、コニファーフォレストに向かいました。その頃にはだんだん霧が出て来て肌寒くなって来ていました。一応、で持ってきた長袖シャツが役に立ちました。席はBブロック。おととしウルフルズを観に来た時はDブロックだったのでだいぶ前に感じました。しかもほぼ中央だったのでとても見やすい席でしたが、結構早く出発したのと、遊び回って（!?）疲れたのと、寒さのせいで私のテンションは下がり気味でした。 いよいよ、開演時間！アナウンスとともにその日の出演者、ビビる、サービスパンダ、パイレーツ、底抜けAIR-LINE、アリtoキリギリス、松本ハウス、フォークダンスDE成子坂、Take２、ネプチューンの計９組（出演順）がステージに登場しました。私のお目当ての松本ハウスはというと、二人とも衣装じゃなくてまだ普段着のままでした。2人ともカッコええなぁ〜。キックさんの金髪もグー。でもステージ向かって右端の奥の方の立ち位置で、どちらかといったら左側よりの私たちからみると遠くてザンネン。他のお笑いのひとたちみたいにハイテンションじゃなくて、普通にしてるのが印象的でした。そして一旦全員がステージから去りました。それにしても成子坂、Take２、ネプチューンの時の周りの歓声のすごさになんだかいやな予感を覚えました・・・。 トップバッターは、ビビる。多分、初めて見た、と思う。なんかまだキモチが冷えていたのか肌に合わなかったのか、あんまり笑えなかった。片方の人の髪型と服装が山崎まさよしに似てたなあ〜というのしか覚えていません。 続いてはサービスパンダ。これも、お初でした。ネタをやったあとの「サ〜ビスパ〜ンダ〜♪」がかわいかったです。ショートコントの一つ「車内販売」が私のツボにはまって何度も思い出し笑いをしてしまいました。 ３組目はパイレーツ。始まる前から一緒に行った友人に「パイレーツ、すごいよ〜。面白くなくて。(爆)でもカワイイよ〜」と聴いていたんで、ある意味ドキドキしていました。と、寒いのにも関わらず胸の前にピンクのハート（フェイクファー）がついたへそ出し衣装で登場！まずはシングルのC/W曲。カラオケに合わせて揃いの振りで踊るパイレーツ。 曲が終わると、「今日は１５分あるんで〜」と言いつつ時間潰しのように雑談。(笑)ネタをやるけれど、そこそこ受けて「パイレツ的にはオッケー！」と嬉しそうなふたり。「パイレーツ的には」ってところが自分達のことをよくわかっていてかわいいじゃない。(^−^)向かって左の好未ちゃんがぶっとばしててかわいかったです。ステージ前のスタッフから「５分前」の指示が出ると嬉しそうに「じゃあ、もう一曲！」と。７月に出たシングルの曲で「振り付けをウルフルズとかの振り付け師の人にやってもらったんですけどぉ！」「そうそうすっごいデブの人！」「でもあの人SASのCMに出てるよね！」「もう、すっごくいいひとなんですよ〜」と。なんだか憎めないな〜、と思ったのでした。 ４組目は底抜けAIR-LINE。すごいイキオイで飛び出してきた二人は、インテルのCMに出てくるような、もしくはウルフルズのアルバム「バンザイ」の中ジャケの写真のような、銀色の宇宙服っぽい服装！すごくパワフルだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！今まであんまり印象に残ってなかったんだけど、底抜けってこんなカンジだったんだ・・・。途中ショートコント、ひとネタ６秒づつといって何十連発もやったんだけどそのイキオイと内容の面白さに感動してしまった。大爆笑！！締めには、大音量のテクノ系の音楽がかかって「みんな立ちやがれ〜〜〜〜！！」とまるでコンサート状態！端から端まで走り回って、飛び回って、手拍子を要求して・・・。訳がわからないうちに会場総立ち。(笑)昼の部に出演したX-GUNの西尾さんもb.A.d Ｔシャツを着て登場してめちゃくちゃ盛り上がりました。 前がわけのわかんない大盛り上がり状態になったので次の人たちはやりにくいだろうなと思っているところに登場したのが５組目、アリtoキリギリス。なんとなくざわついている会場を前にも関わらずマイペースで話していく小さい方の人。(笑)その口調のあまりの折り目正しさになんだかおかしくなってくる。「僕たちも歌ったり踊ったりしたいんですけどねえ。出来ないんですよ」とマジメに言う姿がどうしようもなく笑える。「何といっても、及川光博と同じステージなんですよ！」という発言もありました。この人達も今まであんまり気にしなかったんだけど、おもしろかった・・・。底抜け後のこの雰囲気、かわいそうだなあって思っていたけど、結果的にはアリキリ以外にはできなかっただろうなあと思ったのでした。 そして、いよいよお目当ての「松本ハウスだーーー」と思いワクワクしていたら、司会のお姉さんと、底抜けの二人が出て来て、グッズの宣伝をし始めた。拍子抜け。(^_^;) グッズの宣伝も終わり、私たち３人にとってのメインイベント、松本ハウスの出番。思わず姿勢を正してしまう。私にとっては初の松本ハウスだし！(本公演は違うもんね）そして６組目、松本ハウス登場！加賀谷（潤くん）はいつもの白シャツに紫色のベルボトム。キックさんはちょっと立て気味の金髪、服装はよく見る袖黒、身ごろ白のラグランTシャツでした。トモダチによると足元はビーチサンダルだったそうです。潤くんが股間を掻いていて、キックさんが「お前、なに股間掻いてんだよっ！」ってツッコんだところでステージ左側の大きなモニターに潤くんの股間の大アップが写って大笑いしました。最後の方であまりの寒さ、そして潤くん＠ヒートアップしたせいか、キックさん「おい、お前なんか頭から湯気が出てるぞ！」と。そう言われてみるとまさしく潤くんの頭からホワ〜っと湯気が立ち上っているじゃないっすか。(笑) 加賀谷「え〜？」といいつつ、腕やカラダに力をこめるように「グーーーッ」と力むと、またもホワホワ〜ッと湯気が出て来て大爆笑。加賀谷のキャラと、それにやさしく、愛情を持って突っ込むキックさんの姿にやっぱり松本ハウス、いいなぁ〜と実感したのでした。 とりあえず自分の中でのメインが終わってしまい、力が抜けた感アリ。そして周りが何だかざわついてきました。７組目、フォークダンスDE成子坂。隣の子や、後ろの子達が出て来た途端、大歓声。「イヤ〜ン、桶田さんめちゃめちゃカッコいい〜！」と・・・。ん？なんか違うぞ・・・・。私の中では成子坂はオモシロイ！って印象で期待大だったのに、何だかまわりの反応がお笑いを見る、というかただのアイドルを見ている、っていうカンジに思えて何だか醒めた状態でしかみれませんでした。 続いて８組目、Take2。何故か「ん？TRF？」と思うようなダンサーの人達が出てくる。とそこに白いTシャツ、白いハーフパンツの、Ｔａｋｅ２が登場。後ろの子達が「え〜！ヒップホップやるのかなぁ〜！！」と大騒ぎしている。その瞬間、またもや私の中で「Ｔａｋｅ２初めてだし、たのしもう」って思っていた気持ちが萎えていった。周りが騒いでいた通り、何故かダンスが始まる。ナンダロウ、コレハ？？ワタシハナニヲミニキタンダロウ？？見ていると別に飛びぬけて上手いわけでもなさそうだ。周りのダンサーの人達が本格的な踊りをしてるだけに・・・。曲が終わると、「ＴＶ東京でワンクールってダンスチーム作ってて・・・」となぜ踊ったかの経過を話していた。でも、私の中ではなんでココでそれをやるんだろ？ワタシその番組知らないしな〜・・・、と思うばかりで心に火は点かない。短いはずの持ち時間がとてつもなく長く、その頃になると霧雨が振っていてすごく寒かったんだけど、周りの空気が余計に寒く感じてしまった。ステージ前のスタッフから「時間です」と指示が出た時、 Ｔａｋｅ２の二人がステージ袖を見て、「あっ、今大川興業のマネージャーがうなづいてた！！」って言ったところだけ大受けでした。 そして、ラスト、ネプチューン。この時はさらに周りの状況がすごすぎて、ネタを聞いているあいだにも「健ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん！」「泰造〜〜〜！」などといった歓声が上がっていて、ネプチューン自体は面白くても、周りの話をきかないうるさいファンの人達の声援にすっかりキモチが盛り下がってしまいました・・・。 エンディングではまた全員再登場、と思って盛り下がったキモチを立て直そうとしたんだけど後ろの方の席の人達が通路にどんどん押し寄せて来て「ナンダナンダ！？」と思っているとその日の出演者全員登場！手にサイン入りのカラーボールを持っていてどうやらみんなそれ目当てに押し寄せたみたいだ。(-_-;) ｢自分さえよければ！」という考えの自己中心的な人達のあまりの多さに、二度と終わりの方に出演した人達を見にいくことはないだろうなあと思った。 というわけであまり楽しくない場面もあったものの、逆にオモシロサ再発見の人達もあったのでとりあえず行ってよかったな、と思ったイチニチでした。
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