1999年5月3日（月・祝） 日比谷野外大音楽堂
POLYSICS／heaco／NONA REEVES／WINO／PENPALS／the pillows／ウルフルズ

makikoのMUSIC WEEK、第2弾。
初の野音、久々のウルフルズ、いやがうえにもテンションは上がっていきました。前日酒に飲まれてしまい（爆）ヨレヨレになりつつ野音に向かいました。会場に行く途中アコギでウルフルズの「かわいいひと」をやっているひとたちがいて、横目でみつつ、「う〜ん、ライブ日和やなぁ」と横揺れしつつ野外大音楽堂を目指しました。「ウルフルズにはビール！」「焼きそば大盛り〜！中にも持ってはいれますよ〜！」という声の飛び交う出店の間をすり抜け会場に向かいました。その日の座席はジョンB側。一番前から数えて10列目ぐらい？？昨年のツアーの席がどこも良くなかったのですごく嬉しかったです。ビル群の中の離れ小島のような、オアシスのような野音の光景を見回すと、何とも気持ち良かった・・・。

開演時間になり、まずはPOLYSICSでした。「食パンを投げる」ことと、アーティスト写真しか知らなかったけど結構興味があったので楽しみでした。オレンジのツナギ、四角いサングラスの４人が出てきました。フロント二人は大暴れ、女の子はずっとクール、Drはどうだったかなー。めっちゃ轟音で笑えました。ステージ狭しと走り回り、食パンは禁止されたのか、投げる真似だけでした。（笑）でもピコピコハンマーが出てきたり、振ると光るマラカスを持ち出したりしてました。怒涛のステージは15分ぐらいで終わってしまい、余りに短くて大受けしてしまいました。

続いてはheaco。もっとロックな姉さんかと勝手に思ってたけどめちゃめちゃ「天然」でびっくりしました。「今日はheacoだけオンナノコだからレモンの香りを感じてね〜」とか「ナオンのヤオン」とか・・。確かにかわいかったけども、それだけだったかな。

3番目に登場したのはNONA REEVES。名前だけは聞いた事があったもののどんなバンドか全然知らなかったんだけど出て来てビックリ。歌いだして2度ビックリ。これだけ見かけ、キャラとやってる内容が合わないのも珍しいなぁと思いました。見かけは元気印、今どきの若い男の子（ちょっと三枚目）って感じなのにやっている音楽は妙に爽やか、っていうか、湘南サウンドっていうか・・・。

4番目に登場したのはWINO。前に何かで観た時「う〜ん、オアシスっぽいなぁ〜」と思った覚えがあったので今回ちょっと楽しみにしていました。20分ちょっとのステージで判断は出来ないと思うけど、ちょっと迫力に欠けたような気がしました。

続いてはPENPALS。私にとってウルフルズを除いて、観てみたかったバンドの筆頭でした。３Pのシンプルな構成ながらバンドの勢い、曲の良さ、などなど期待以上でした。今度是非ライブハウスでワンマンライブを観てみたいなぁと思いました。

6バンド目はthe pillows。ピロウズの音が出た瞬間、それまでの5バンドとは空気が変わったカンジがしました。それまでは「ああ、ギターが弱いなぁ」とか「ベースかっちょ悪いなぁ」とかそういうことが気になったりしたけどさすがベテラン（?）、安定感に溢れていました。

いよいよラストは待ちに待ったウルフルズ！！！昨年11月に観て以来、実に半年以上ぶり・・・。「ホントに観れるんだなぁ・・・」って考えたらココロがじんわりしてしまいました。いつものSEが流れ出し、サンコン、ケーヤン、ジョンBの3人が出てきました。ジョンBとケーヤンは皮パンにラグランTシャツとお揃いの格好でした。（笑）これまたいつもの曲で自己紹介し、「トータス松本、カモン！」というと袖からトータスが登場しました。青の馬鹿正直Tシャツにジーンズとめっちゃラフな格好でした。一曲目は勝手に「ガッツかなんかかな？？」って思っていると、トータスさんもGtを持って、弾き始めました。「まさか、このフレーズは・・・」と思っていたら、シングル「ガッツだぜ」にカップリングとして収録されていた「春一番」から始まりました。このキモチいい季節にこの曲を聴けるとは嬉しい驚き・・・。続いては去年の夏の渋公の時に「もうやりませ〜〜ん」と言っていた「友だちじゃないか」でした。この曲もライブで楽しい曲。みんなで大声 で歌うとサイコー。続いてはもう、前奏聴いて倒れそうになりました、の「びんぼう’９４」。初めて聴くよ〜〜。カッコいいよぉ〜。そして「すっとばす」で飛びまくり、ラストは「今日はイベントでいろんなバンド観れてよかったなぁ〜。俺らのファンじゃない人も来てると思うんやけど、みんなにイチバン聴いてもらいたい曲を歌います」といって歌った曲はモチロン「いい女」でした。ウルフルズがずっと歌い続けているこの曲、ほんとうにいい曲です・・・。最後はこれでもかっていうほど「もう一度トータス松本に会いたいかー！」のコールがあって大受けでした。曲数減らしてでもこれはやっとかないとねっ。（笑）ホントに短い時間でしたがサイコーに楽しい時間でした。

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